LECについて
ABOUT LEC

教育理念 ~進学塾の使命~

LECの使命は、自らの意思で進み、努力を積み重ねていける生徒を育てることです。

校舎長 東新貴幸

人は努力によって変わることが出来る。

 その努力の尊さを知り、自らを信じることができる経験を是非とも生徒全員に手に入れて欲しいと願っています。

 そのためには我慢を覚えなければなりません。確かに人間は誰しも苦労をしたくはありません。しかし、本当の喜びとは、苦労し我慢することを乗り越えてこそ手に入れられるものではないでしょうか。また、苦労せずして、人は自分への自信を高めることができるのでしょうか。そのような自信は、傲慢であり、本当の壁に出会ったとき脆くも崩れ去るものなのではないでしょうか。

 われわれは、「ただ単に勉強が出来ればよい」、「志望校に合格できれば良い」、などという志の低い思想は持ち合わせていません。勉強を通じてどんな力を生徒につけさせなければならないか、どう変わってもらいたいかということを常に念頭に置いた指導を心掛けます。われわれの真価が問われるのは在籍中ではなく、むしろ帰国後及び志望校合格後の生徒の人間としての力であると信じています。

進学塾の使命は合格させること

 むろん、われわれは進学塾としての存在価値である受験結果に対し、逃げることなく責任を自らに課します。受験の成果は生徒の努力の賜物であり、失敗はすべて教師の力不足であると言い切れます。そして、合格実績は単なる数字ではなく、その背景にある講師と生徒一人一人の頑張りとプライドが詰まったドラマの塊の証明なのです。われわれがこだわるのは、単なる進学校や有名校の名前ではなく、生徒が逃げずに自分の立てた志を貫き通せたか?そのための微力をわれわれが担えたのか?ということなのです。ですからわれわれは「実績を出せずして進学塾と名乗るな」と自分たちに言い聞かせ指導をしていきます。またそのプライドを持って合格実績に拘っていきます。

この21世紀を生き抜く力を育成したい。

 「勉強は楽しくやってくれればよい」「無理せず、いろいろなことを吸収して欲しい」「勉強だけが全てではない」これらの意見に異論はまったくありません。ただ、われわれは、「楽しい」ことには「苦しく・辛い」ことが伴うという当たり前のことを避けたくないのです。勉強とは人間に与えられた力であり権利であり、それを支えているのは自らを高みに挙げようと努力をいとわない意志力であると考えています。「自分の子供にはよりよい環境を与えてあげたい」、「我が子のつらい表情はみたくない」。子供を持つ親は皆同じことを思っています。だからこそ、親御さんの目が届く今の時期に大人が協力し合い、子供たちに勇気を持って頑張ることを教えなければならないのではないでしょうか。

 21世紀の激動の時代を生き抜かなければならない子供たちに真正面から生きていくための力をつけて欲しい。苦しく辛いときにこそ、底力が発揮できる人に育ってもらいたい、とわれわれは願っています。

 たかが勉強ですが、その過程で得られるものも確かにあるのです。微力なわれわれもその過程の一端を担える機会をいただければ、これ以上に幸せなことはありません。どうか、皆様と同じ思いを共有し、精一杯頑張らせていただきたいと思っています。